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病院のお知らせ2019/10/02

インフルエンザ ワクチン接種

免疫の働き利用 重症化防ぐ

 今回はインフルエンザワクチンについてお話したいと思います。
 「ワクチンを打っても毎年インフルエンザにかかるし、値段も高いし打つ意味ないよ」という声をよく耳にします。では本当に打つ意味はないのでしょうか?

 人の身体には、ウイルスに感染すると、そのウイルスを排除しようとし、また次に同じウイルスが入ってきても感染症にかかりにくくする「免疫」という働きがあります。

 この働きを利用するのがワクチン接種になります。

 インフルエンザワクチンを接種しても、ウイルスが身体に入り込むのを防ぐことはできません。ですが免疫という機能によりインフルエンザウイルスが体内で増殖し、高熱や関節痛といった症状が出るのを抑えることが出来ます。

 インフルエンザにかかると中には「脳症」や、「肺炎」などの合併症が現れる場合があります。これをインフルエンザの「重症化」と言います。

 特に基礎疾患のある方や小児や高齢者は重症化する可能性が高いと考えられています。重症化を予防するためにも積極的なワクチン接種をお勧めします。

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